荒木桜子ー色工房


About Ouko Araki : 荒木桜子


陶器に合わせて、ガラスの器が欲しいなぁーーと何年も前から、欲しい
ガラスの器を探していました。
やっと出会ったのが、荒木桜子さんのガラス。
シンプルでも温かみがあり、薄すぎず、毎日の暮らしで使いやすそう、、
そう思いました。

そして、電話でお話しした後に、地図を見ながら工房へ。
色工房と名付けられた桜子さんの工房は、宇治の山奥。
一時間でたどり着ける予定が、道に迷って、2時間ー。
やっと到着した「炭山工芸村」とは、京都の陶芸家たちが集まって作ら
れた集落です。人里離れ、緑に囲まれた静かで、穏やかなところに、
器づくりの人々が集まっています。
細く曲がりくねった道を上って、上って、やっとたどり着く場所・・・。
ちょっと不思議な場所。

桜子さんは、陶芸家の家族の中から一人、ガラス作品の制作を志しま
した。

一年中使えるガラスの器ですが、やはり、暑い夏になると、その涼しげ
な姿故、需要が高くなります。
よって、工房がサウナのような熱さになるなか、大忙し。
桜子さんの細い体では、ひと夏を乗り切るのは大変なんじゃないかと、
心配になってしまいますが、オレンジ色に輝く炎にむかって、丁寧に丁
寧にガラスを形作り、一つ一つを真摯に仕上げていきます。

だから、出来上がったガラスは、どの角度から見ても、
柔らかい光を放ち、
さわり心地が温かい。

そして、特に、既成品との違いが明らかなのが、飲み口。
機械でパツンと切った飲み口と違い、ゆっくり丸めてあるから、
ホッとする心地よさがありますよ。