宇田康介




About Kousuke Uda : 宇田康介


信楽でちょくちょく見かけるようになった飴釉の器。
艶があって使いやすいし、どこかノスタルジックな雰囲気は、
眺めているだけで素敵。
あちらこちらで、あれやこれやを見ていて、一番好きだな〜と思ったのが、
宇田康介さんの器でした。

運よく、作家市でお目にかかることができたので、さっそくアプローチして、
陶房にお邪魔してみました。
もちろん、ナビでは到着できない、細い道を入ったところ。
小さな子どもの遊び道具が置かれた家先。
「どうぞ」と言われて入った陶房は、
「うわ〜〜〜〜」
とほれぼれしてしまった、空間。
丸ごと手作りの雰囲気で、秘密基地のような居心地の良さ。
奥様と共同の場所であるここには、お二人の好きなものがそっと飾られて
います。

ゆるりとした空気が漂うその場所で、ゆっくり言葉を選びながら話される
口ぶりから、なんて、実直な方なんだろう、というのが第一印象でした。

宇田さんを知って、改めて器を見てみると、どの作品たちも
そんな宇田さんの人柄が反映されていました。
とても真面目で、素直で、そして、温かい。

真面目な仕事が生きている「しのぎ」の入った器や、お父様の代から
作っているという飴釉薬の作品を特にお願いしているところですが、
2012年の信楽の個展では、それまで陶房でも見たことのない斬新な
色遣いの作品をたくさん拝見しました。

2011年末に2児のパパになった宇田さん。挑戦と前進の最中なのかもし
れません。これからの作品もとても楽しみです!