福田英明−ギャラリー草土



About Hideaki Fukuda : 福田英明


信楽の数多くの作家のなかでも食器作りに定評のある福田英明さん。
グラフィックを学ばれたあと、陶芸の道を選択され、有田焼の産地佐賀県にて人間国宝
である井上万二氏に師事し、ロクロ技術を、その後、信楽に移り釉薬を学ばれ現在に至
ります。

作品はすべてモダンさと和の落ち着いた雰囲気がうまく混同し、ちらりと個性がのぞくデ
ザイン、質感です。ロクロによって形成された作品は、とても軽く、繊細なラインをしてい
ます。どの作品も作家のこだわりと技術が行き届いた洗練されたものばかりです。

しかし、福田さんの魅力は、その作品だけではありません。
歴史の古い信楽の街で、常に新しい試みに挑む姿が、多くの若手作家さんたちに影響
を与えています。
東京、大阪、名古屋、福岡、そして、最近では、サンフランシスコやニューヨーク。信楽か
ら遠く離れた場所での売り出しイベントも重要視しています。

それは、自らの目や感覚を鍛えるためだともおっしゃいます。
単に作品を並べに行くのではなく、外の世界に目を凝らし、耳を澄ますのだそうです。
器は、生活のなかにどうあるべきか、、、、、。
もっと良い魅せ方があるのではないか、、、そんな課題を克服するかのように、各地で自
分の作品とうまくマッチする工芸品を見つけていらっしゃいます。

福田さんの陶房&ギャラリー「草土」をのぞくと、使いやすく身近な漆器、タイの職人さん
と作った工芸品、福田さんの花器にぴったりな麻布、そして、ステンレスの産地、新潟の
町工場で製作したオリジナル・カトラリーなど、「こんなのあったらいいな」を叶える手作り
の作品達がたくさん並んでいます。

 


サンフランシスコでのギフトショーの風景。和モダンを余すところ無く表現したセレクションです。