鈴木史恵

About Fumie Suzuki : 鈴木史恵


鈴木史恵さんの作品に初めて出会ったのは、2009年4月、信楽の散策路で行われていたイベント
でした。古谷浩一さんの粉引きに乙女っぽさが加わったような作品たちがとても魅力的でした。

その後、2009年、秋の陶器祭。
古い木材を組み合わせた展示台に、土味の優しい作品たち。
シンプルなんだけど、少しずつ主張している器たち。
史恵さんのブースは、雑貨屋さんのような可愛らしさでした。
何度も何度も往復して、いくつもいくつも手に取らせていただき、それから、やっと数点、
連れて帰る作品を決めました。

その後、陶房兼ギャラリー「皿屋」を訪ねてみると、、、、
外観からは想像できないお洒落な空間!
「どこかの雑貨屋さん、或いは、インテリア関係からの転身ですか?」
と聞けば、NO。
ずっと普通のOLさんだったそうなんです。
でも、何か物を作る仕事がしたい、という気持ちはずっとあったそうで、2003年、思い切って
信楽へ入られました。

試験場で2年間基礎の勉強をした後は、古谷信男さん(浩一さんのお父上)のもとで4年間修行。
「だから、古谷浩一さんの作品に似ていたんですね!」
「あの頃は、自分の窯がなかったので、同じ粉引きになりました。でも、同じにはならないんですよね。
古谷の粉引きは、やっぱりすごい。あれ以上のものは作れないから、独自の道を模索しています」

陶芸の世界、思っていたよりずっと大変で、一人奮闘を続けているとのことですが、
自分の思いが形になっていく、、、
そして、それを手に取る方の笑顔が見れる、、、、
このシアワセと快感が止められなくしている、、、と。

おっしゃるとおり、手にすると、
思わず、ホッと顔がほころんでしまう、
そんな優しい器を作られている鈴木史恵さんです。